main

溶接作業場の健康防止対策を強化特定化学物質障害予防規則
(特化則)の改正

SDGsでは2030年までに有害化学物質ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疫病の件数を大幅に減少させることを3番目の目標として掲げています。
↓
従業員皆様の健康を守る取り組みが強化されています。
健康を守る取り組み   |   Efforts to Protect Health
  • 特定化学物質のリスクアセスメント
    事業場におけるリスクアセスメントが義務づけ。(2016年6月1日施行)
  • 特定化学物質障害予防規則(特化則)改正
    「溶接ヒューム」が、特定化学物質として規制対象に追加。 (2021年4月1日施行)
    image1 image2 image3

近年、様々な塗布剤・物質・素材が開発され産業界の発展を担っています。
新開発された物質のみならず既存においても、長期間の接触による人体への影響は計り知れないものがあります。
その為、作業に従事される従業員の皆様を守る取り組みが強化されています。

金属アーク溶接ヒューム対策   |   Metal arc welding fume control
溶接作業を行う事業場の皆さまへ
溶接ヒュームが特定化学物質として規制の対象となります。
公布:令和2年4月    施行:令和3年4月
昭和電機では、溶接ヒューム濃度の測定から必要な換気・集塵設備の選定・施工までトータルでサポート致します。
必要な措置の流れ
  • ❶ 溶接ヒューム濃度の測定(個人ばく露測定)
    toggle
    令和4年3月31日までに個人ばく露測定による溶接ヒューム濃度の測定を1回行う必要があります。
    (但し、溶接方法、溶接材料、母材、作業場所の変更が溶接ヒューム濃度に大きな影響を与える場合は再度測定が必要です。)
    ※ 溶接ヒューム濃度がマンガンとして0.05mg/m3を下回る場合は❹へ。
  • ❷ 換気装置の風量の増加、その他の必要な措置
    toggle
    • 溶接ヒューム濃度の測定結果に応じ、換気装置の風量の増加、その他必要な措置を講じます。
      (次に該当する場合は除きます)
      • 溶接ヒューム濃度がマンガンとして0.05mg/m3を下回る場合
      • 同一事業者の類似の溶接作業場において、濃度測定の結果に応じて十分に措置内容を検討し、当該する作業場においてその措置をあらかじめ実施している場合
      「その他必要な措置」には、次の措置が含まれます。
      • 溶接方法や母材、溶接材料等の変更による溶接ヒューム寮の低減
      • 集塵装置による集塵
      • 移動式送風機による送風の実施
      • プッシュプル型換気装置の設置
      • 局所排気装置の設置
    • 1の措置を講じた時は、その効果を確認するため、再度、個人ばく露測定により空気中の溶接ヒューム濃度を測定します。
    • 個人ばく露測定による溶接ヒューム濃度の測定等を行ったときは、その都度、必要な事項を記録します(3年保存)。
  • ❸ 再度、溶接ヒューム濃度の測定
    toggle
    措置を講じたときは、再測定が必要です。
  • ❹ 測定結果に応じ、有効な呼吸用保護機を選択し、労働者に使用させる
    toggle
    有効な呼吸用保護具の選択の方法
    • 溶接ヒューム濃度の測定結果から得られたマンガン濃度の最大値(C)を使用し、以下の計算式により「要求防護係数」を算定します。
      要求防護係数    PFr = C 0.05
    • 要求防護係数」を上回る「指定防護係数」を有する呼吸用保護具を、以下の一覧表から選択します。
      指定防護係数一覧(抜粋)
      呼吸用保護具の種類指定防護保護係数






      取替え式全面形面体RS3又はRL350
      RS2又はRL214
      RS1又はRL14
      半面形面体RS3又はRL310
      RS2又はRL210
      RS1又はRL14
      使い捨て式DS3又はDL310
      DS2又はDL210
      DS1又はDL14













      全面形面体S級PS3又はPL31,000
      A級PS2又はPL290
      A級又はB級PS1又はPL119
      半面形面体S級PS3又はPL350
      A級PS2又はPL233
      A級又はB級PS1又はPL114
      フード形又は
      フェイスシールド形
      S級PS3又はPL325
      A級20
      S級又はA級PS2又はPL220
      S級、A級又はB級PS1又はPL111
  • ❺ (面体を有する呼吸用保護具を使用させる場合) 1年以内ごとに1回、フィットネステストの実施
    toggle
    当該呼吸用保護具が適切に装着されていることの確認をします。
溶接作業の工学的対策   |   Engineering measures for welding operations
  • 全体換気装置
    作業場の大きさと濃度測定に応じた換気装置の風量が必要です。
    image03
  • プッシュプル型換気装置
    周囲への拡散を防止し安全性と
    作業性を維持した換気装置です。
    image04
    局所排気装置
    作業範囲が限定される場合に
    小さな設備で排気できる装置です。
    image05